ジョジョの奇妙な冒険は、1987年から週刊少年ジャンプから始まり、今はウルトラジャンプに場を移して連載されており、ジョースター家とDIOと呼ばれる悪魔のような男との世代を越えた戦いと、その後の物語が描かれています。
「ジョジョの奇妙な冒険」で注目して欲しいのはDIOの戦い
この「ジョジョの奇妙な冒険」の幹はジョースター家とDIOの戦いですが、DIOが倒された後も、悪役であるDIOの影響を受けて、物語は枝が伸びるかのように、細かく分かれ続いていきます。
DIOが倒れた後も、彼が所有していたアイテム、思想等を受け継いだ新たな敵が現れて、ジョースター家の血を受け継ぐ、ジョセフとその孫の承太郎の前に立ち塞がります。
その間も時間が流れ続けて、ジョセフの息子仗助、承太郎の娘徐倫と共に戦う中で、ジョースター家の誇り高き血統が受け継がれていくシーンを目の当たりに出来るのが、この「ジョジョの奇妙な冒険」の見どころとなります。
血統の強みと弱み
ジョースター家の人間の体を乗っ取り、生きてきたDIOですが、その彼の息子であるジョルノにも、ジョースター家の誇り高き血統が受け継がれてしまいます。
「ジョジョの奇妙な冒険」の作中ではその血統の強みと弱み両方が描かれていますが、最終的な勝者は強みと弱みどちらを受け継いでいるのかというところが予想困難となっています。
主人公クラスでも戦いの最中に命を落とすことがあり、このキャラは死なないと言えないところが、とてもスリリングであり、2つ目の見どころとなります。
たくさんのスタンド使い
「ジョジョの奇妙な冒険」にはスタンドと呼ばれる超能力が出てきます。
基本的に戦闘能力の強弱はありますが、能力の優劣はないものとされています。
どんな能力でも使いこなすことが出来れば、最強の存在になれるというのは能力漫画として、非常に面白いポイントだと思います。
作中では承太郎の能力である時間停止が最強とされていますが、停めれる時間に制限があるため、直後を狙われたり、攻撃手段が素手なので、敵がぶよぶよになったりと、通り一辺倒な対応では状況を変えれない局面があり、飽きさせない作りとなっています。
たくさんある能力のどれが最強なのか、また、その理由を考察するのが困難であり楽しくもあり、この作品の3つ目の見どころとなります。
ジョジョの奇妙な冒険作者 荒木 飛呂彦関連作品
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7部からはパラレルワールドが進行中
「ジョジョの奇妙な冒険」は今も連載中ですが、7部からはパラレルワールドが描かれています。
元の登場人物達とパラレルワールドの住民達の違いを探しながら読むのも楽しいと思います。