道に迷ったこぐまが、次々にこまった動物たちと出会い、助け合うお話。
水をさがして困っているこりすさんに出会い、こぐまは一緒に探します。
小鹿は、罠にかかり泣いていると、動物たちみんなで力を合わせて罠を外してやります。
それぞれの動物が、困った状況にありながら、自分のできることを提案し、
協力していく。
”それぞれができること”で力を合わせると、
問題は次々に解決していくというやさしいストーリー。
80年代に出版され、復刊として2017年によみがえった名作絵本。
絵本作家のかこさとしさんが、戦後の状況を見て、
思いついたストーリーなのだそうです。
あとがきに感動した!というパパ、ママさんの声多数。
当時の時代背景を感じながら読むと、大人も感動を味わえる良書です。