人生ではじめての数との出会いはどんなもにだったでしょう?
おそらく、数字からはじまってはないはず。
1は2よりも"多い"とか、
まずは目で見える量がわかってないと
数は意味をなしませんよね。
鮮やかな黄色い表紙が目印の
『ねずみさんのくらべっこ』は、2ひきのねずが
大きさ、高さ、早さ、量、長さをくらべっこする
かわいらしいお話の絵本。
「ねずみさんが くらべっこ
どっちが おおきいか くらべっこ」
と2つのものをあらゆる尺度でくらべます。
「大きい方はどっち?」
と聞いて、指さしをさせながら読み進める
それを繰り返していくうちに、
子供は数の概念の第一歩を踏み出します。
表紙同様、どのページも色使いがきれいで読む方も楽しめる絵本です。