子供を持ってから、毎週欠かさず見る番組なんてなかったのですが、見つけました!
必ず毎週見たい!と思える番組
それが・・・
海外ドラマ『THIS IS US 36歳、これから』
自動録画機能で勝手に録画されていて、リストにあるときは
気にも留めなかったドラマだったのに、
うっかり見始めたら、毎回涙が止まらない!!!
ヒューマンドラマなんだけどミステリーやサスペンスみたいにドキドキさせられる展開なんです!
今からでもたくさんの人に見て欲しいので、
見逃してしまった人のために、エピソードごとにあらすじ・見どころを紹介します。
『THIS IS US 36歳、これから』第1話「誕生日」
三つ子の出産を控えた夫婦、ジャックとレベッカ。今日は、夫、ジャックの誕生日。
36年前に自分を消防署の前に捨てた父をやっと見つけ出した黒人エリートビジネスマンのランダル。
自分の体重・体系ばかりを気にしているケイト。
シッターマンというコミカルな役で、一躍人気俳優になったケヴィン。
第一話は、この5人にまつわる誕生日のエピソードが交差する。
※※ここからはネタばれを含みます。※※
第1話「誕生日」ケヴィンのエピソード
コメディドラマ『シッターマン』の主役に抜擢され、お茶の間の人気者のケヴィン。
その端正な顔立ちと筋肉を武器に、監督からは、”上半身脱いで”という演出の指示をしばしば受け、
内心うんざりしている。
ある日、理想とのギャップに耐えられなくなり、集録中、
セットに八つ当たりして、大暴れ。「番組を降りる」とまで言い切ってしまう。
そんな様子を観客からSNSにアップされ、ニュースが拡散され、落ち込んでいた。
第1話「誕生日」ケイトのエピソード
いわゆるおデブちゃんの自分に悩んでいる女性、ケイト。
体型のせいでネガティブになりがちな36歳。
意を決して、肥満に悩む人たちが集まるセラピーでお調子者で明るいトビーに出会う。
いい感じに仲良くなった二人はディナーを供にして、さらに意気投合。
別れ際、気の乗らないケイトをなんとか説得して、家に上げてもらったトビーは、
いい感じの雰囲気に持っていくものの、
そこに兄のケヴィンが現れ、邪魔に入ってしまう。
ケヴィンは空気を読まず、『シッターマン』を降りると言ってしまったことを
ケイトに相談。「舞台に挑戦したら?」とアドバイスをもらうのだった。
第1話「誕生日」ランダルのエピソード
その頃、ランダルは36年前に自分を消防署の前に捨てた父親ウィリアムを、
探偵を使って探し当て、会いに行くことに…。
突然、訪ねた実の父親に、自分が実の息子であること、
育ての親に何不自由なく育てられ、エリートビジネスマンになったことを
伝えるも、実の父親は、子供を捨てたこと自体覚えてないという。
ランダルは怒って、一度は出ていくも、
再びドアを開け、「孫に会いたいか?」と自分でも思ってもみない提案をし、
実の父を自分の家に、招待するのだった。
第1話「誕生日」ジャックとレベッカのエピソード
今日はジャックの誕生日。生まれたときと同じ裸で過ごすジャックに、
身重の体で恥ずかしがりながらも、お祝いのダンスを踊り、仲睦まじい夫婦。
そんな中、レベッカが突然破水し、緊急で三つ子を出産することに…
神妙な面持ちで、子供の誕生を待つジャックに、医師・カタウスキーから、
一人目の男の子、二人目の女の子は無事に生まれたが、三人目の男の子が死産だったことを告げられる。
ショックを受けるジャックに、カタウスキーは自分も同じように子供を亡くしている経験を
「人生に与えられた最も酸っぱいレモンだけど、なんとかレモネードを作ることができるんだ」
という教訓と供に教えてくれた。
レベッカが麻酔で眠っている間に、新生児室に生まれた子供を見に行くジャック。
そこへ、同じ新生児室の黒人の赤ちゃんを見つめる消防士から、
消防署に捨てられていた子供だということを告げられる。
ジャックはこの偶然に運命を感じ、実子と一緒に育てることを決意するのだった。
この瞬間、病院内での喫煙シーンや、ブラウン管テレビに映る80年代のニュース映像、
院内にいる人のファッションなどが移され、過去のエピソードであることが明らかになる。
そう、新生児室に並んでいる3人は、ケヴィン、ケイト、ランダルの3人だったのだ。
『THIS IS US 36歳、これから』第2話「ビッグ・スリー」
『シッターマン』のドラマの降板を宣言したケヴィンは、エージェントに説得され、
テレビ局の重役が出席するパーティの席で謝罪することに…
全く気が進まないケヴィンは、双子の妹、ケイトを誘う。
ケイト自身も、有名人が集うパーティなんて場違いな所に行くことに全く気が進まなかった。
過去の時代では、レベッカが8歳になった3つ子の育児に奮闘。
まだ白人と黒人の生活圏が違う時代、ランダルが肌の色が違うことで学校でからかわれていることにレベッカは悩んでいた。
夫のジャックは、酒に逃げるようになり、次第に夫婦間に亀裂が入るようになっていった。
※※ここからはネタばれを含みます。※※
第2話「ビッグ・スリー」現在のエピソード
ケイトのアドバイスを受けて、ドラマ『シッターマン』を降板したいとエージェントに話に行くが、
今降板すると、
膨大な違約金を払い借金を背負う、それを免れたとしても、
契約期間の2年間は、俳優の仕事が全くできなくなり、
どちらにしろ生活が成り立たなくなるという現実を突き付けられてしまうケヴィン。
結局、『シッターマン』のテレビ局の重役が出席するパーティの席で
謝罪することを促されるのだった。
一人でパーティに参加することに気の進まないケヴィンは、
ケイトを誘う。
ケイトはケイトで、体型へのコンプレックスから、
業界人のパーティなんて、多くの人の目に触れる場所に行くことに気が進まない。
トビーに励まされ、意を決してパーティに臨むが、
つい飲み過ぎてしまう。
2人が楽しんでいる一方で、ケヴィンはピンチを迎えていた。
エージェントから局の重役に謝罪するように促されるも、
不器用なケヴィンは謝罪するどころか、本音をぶちまけ、交渉に失敗してしまう。
落ち込んでケイトのところに戻り、相談を持ちかけるも
ケイトはすっかり酔っ払っていて、まともにアドバイスできる状態ではなかった。
そこでケヴィンはランダルに電話。
ランダルに励まされたケヴィンは、ニューヨークで舞台俳優になる決意をするのだった。
ランダルは、ウィリアムが胃がんで余命わずかだと知らされ、
専門医の治療を受けさせるために家に滞在させていた」。
妻のベスは、過去にコカイン漬けの日々を送っていたウィリアムの子供たちへの影響や、
毎日バスでどこかに出かけていくことに不信感を募らせていく。
意を決して、寝ているウィリアムを起こし、問い詰めるベスに、
飼い猫に餌をやりに毎日家に帰っていること、
孫が喘息持ちなので、毎日通うことを選択したこと、
そして、猫よりも大切な存在となった”家族”への思いを
打ち明ける。
そしてある日、ランダルの家のチャイムがなり、
子供たちが「おばあちゃんとおじいちゃん」と呼んだ先にいたのは、
レベッカとジャック…ではなく、親友のミゲルだった…。
第2話「ビッグ・スリー」過去のエピソード
8歳になった三つ子、ケヴィン、ケイト、ランダル。
どこにでもいるような仲の良い家族のようだが、それぞれ問題を抱えていた。
ケイトは、その太った体型のため、3兄弟の中で自分だけ食事制限をさせられている。
ランダルは兄弟なのに自分だけ黒人であるため、学校では、
テレビで放映している”白人に育てられた黒人の子供の名前”で呼ばれ、からかわれていた。
ケヴィンは同じ学校に通いながらも、友達の手前、
ランダルを助けることができず、友達に混じってからかってしまう。
そんな3人としっかり向き合い、それぞれに合った育て方をしようと努力しているレベッカ。
一方で、父親のジャックは、子供たちのことを気に掛けながらも、
お酒に逃げ、ある夜レベッカと衝突してしまう。
「子供たちにとって、10点満点中、9点の親を目指したい」
と訴えるレベッカに、ジャックは、
「子供たちにとって、11点の父親、君にとっての12点の夫になる」
と誓うのだった。
『THIS IS US 36歳、これから』第3話「秘密」
ランダルの家を突然訪れたレベッカとミゲル。
ランダルは母に実父・ウィリアムを紹介する。
レベッカはウィリアムに「はじめてまして」と挨拶するが、二人は知り合いのようだった。
一方過去の時代、レベッカは出産後、退院の日を迎え、3人の子供には、ケヴィン、ケイト、カイルと名付けてた。
病院を出るとき、レベッカはカイルの父親らしき人物を見かけ、ジャックに子供たちを預け、街で彼を探すのだった。
※※ここからはネタばれを含みます。※※
第3話「秘密」現在のエピソード
突然のレベッカの訪問に戸惑うランダルは、耐えきれず、実父が家にいることを明かし、紹介する。
レベッカはウィリアムと二人で話したいと提案し、ランダルが部屋を出ると、”過去にした約束”についてウィリアムを厳しく問いただすのだった。
自分はランダルのそばにいてはいけないと思ったウィリアムは、午後からランダルが予約してくれた病院の検査があるにも関わらず、何も言わずに家を出ていってしまう。
慌てて追いかけ、説得するランダルだったが、戻る気持ちのないウィリアムと、路上で激しい口論になる。
「孫にさよならも言わないのか」と責めるランダルに、「孫は自分が祖父だと知らないだろう」と返すウィリアム。
なんとか説得し、家に連れ戻したランダルは、ウィリアムをおじいちゃんとして改めて紹介するのだった。
一方ケイトとトビーはいい感じに愛をはぐくんでいる。ある朝、朝食の準備をしながら歌うケイトの歌声に感動したトビーは、人前で披露することを提案する。
人前に出ることや目立つことを嫌うケイトは、戸惑うものの、トビーの説得で、トビーの叔母が入所している老人施設で歌うことに。
最初は緊張しているケイトだったが、徐々に緊張が解け、見事に歌い上げるのだった。
ミニコンサートを終え、片付けをしているケイトとトビーは気分が盛り上がり、キスをする。
いい感じになったところで、またケヴィンからの電話。
ケイトはいいムードにも関わらず、その電話に出て、ケヴィンのところに向かうことを告げるとトビーの気分を害してしまう。
ニューヨークへの引っ越し準備が上手くいかず、ケイトに電話してしまったケヴィンは、トビーとの状況を知ると、ケイトたちを邪魔しないよう、一人でニューヨークに行くことを誓うのだった。
第3話「秘密」過去のエピソード
ケヴィン、ケイト、カイル、3人の退院の日、期待と不安の混じる気持ちで病院を後にするジャックとレベッカ。
レベッカは、病院を出たところで、こちらをじっと見つめる黒人男性に気が付く。彼は、何も言わずにバスに乗り込んで、レベッカはそのまま見失ってしまう。
3人の育児は、想像を絶するもので、ジャックとレベッカは毎日苦戦していた。
特にカイルとは通じ合えないと訴えるレベッカ。 母乳を飲んでくれないことに頭を悩ませていた。
三つ子の検診の日、レベッカはジャックに子守りを任せて、例の黒人男性を探すため、バスの運転手に聞き回っていた。彼の手がかりを掴んだレベッカは、意を決して彼の家を訪ねる。
そこは麻薬中毒者の部屋であり、子育てができるような環境ではなかった。
ウィリアムと名乗る黒人男性は、出産直後に妻を失い、悲しみのどん底であることなど、カイルを捨てたいきさつをレベッカに伝える。レベッカは、カイルの子育てが上手くいかないことをウィリアムに伝えると、彼のための名前を付けてあげるといいとアドバイスし、カイルの産みの母親が妊娠中によく読み聞かせていた詩集の詩人、”ランダル”と名付けることを提案した。
レベッカは、ウィリアムに、自身の育児への想いと、それが揺るがないよう、カイルに合わないように告げ、それを承諾させる。
一方、ジャックは、三つ子の検診で、カタウスキー医師のところを訪ねていた。
医師は、ジャックを気遣い、またレベッカは子供を一人失ったことのショックからまだ立ち直れないでいること、そして、ジャック自身も少し病院で休んでいくことを提案する。
家に帰ったジャックとレベッカは、失った子供への想いなど、お互いの気持ちを共有する。
さらにレベッカは、カイルの名前をランダルにすることを提案。
レベッカが「ランダル」と呼びかけると、母乳を飲んでくれるようになったのだった。
『THIS IS US 36歳、これから』第4話「プール」
双子のケヴィンと距離を置いたことで仲直りできたケイトとトビー。食事中、トビーが細身のキレイな女性と親しそうに話す姿を見て、気になったケイトは、その女性のことを調べ、勘ぐってしまうのだった。単身ニューヨークに渡ったケヴィンは、舞台のオーディションを受けるも、相手役のオリビアに厳しいアドバイスを受けていた。ランダルは、ウィリアムからあたかも自分は、白人社会で何の苦労もしないで育ったように思われることに腹を立てていた。
過去の時代では、クーラーが壊れて、家族みんなでプールに行くことに。
目を離した隙にランダルは、黒人の子供たちと遊び、お気に入りのビキニで張り切って出かけたケイトは、友達から”一緒にいると恥ずかしい”と仲間外れにされてしまっていた。
ケヴィンはケヴィンで、肥満のケイト、黒人のランダルのケアに注力する両親を見て、自分のこともちゃんと見て欲しいとコンプレックスを抱いているのだった。
※※ここからはネタばれを含みます。※※
第4話「プール」現在のエピソード
双子のケヴィンと距離を置き、トビーとも無事仲直り出来たケイト。二人で仲良くランチをしていると、トビーが偶然あった綺麗な女性と親しそうに話している。
ケイトはトビーに問いただすと、元妻ジェシーだと正直に打ち明けられる。
トビーから聞いた情報を基に、SNSなどで徹底的に彼女について調べてみると、美貌だけでなく、パーフェクトな経歴を持っていることを知り、さらにショックを受けるのだった。さらに、ジェシーのことを知りたくて、彼女が経営するアパレルショップに行くと、話の流れで面接をすることに。しっかり下調べをしていたケイトは彼女と意気投合しうっかり面接に合格してしまう。
家に帰ってトビーにそのことを話すと、彼は反対し、激怒。
ケイトは面接を通して、ジェシーの人間性も素晴らしいことを知り、どうしてトビーが彼女と別れたのか?そし彼女のような人と交際していたトビーがなぜ自分のような人間を次の彼女に選んだのか、ますます疑問を感じ、トビーはトビーで他人の褒め言葉は信じるのに、自分がいくら褒めても信じてくれないケイトに苛立ちを感じていた。
ニューヨークの舞台の世界で一から出直すことにしたケヴィンは、オーディションの相手役のオリビアと出会う。
思い通りに演技できず苦戦するケヴィンに、「出直すように」と厳しい言葉を浴びせる。
しかし、制作陣は、『シッターマン』で知名度があることをかって、ケヴィンを合格させる。
その頃ランダルは、ウィリアムの黒人差別を受けた昔話を聞かされることにうんざいりし、自分も白人の社会で差別と闘ってきた過去を吐露する。ウィリアムはそれを聞き、謝罪するとともに、ランダルはすばらしい人間で、誇りに思っていることを伝えるのだった。
そして突然、ケヴィンがランダルの家を訪ねてくる。ランダルは、ウィリアムが実の父親であることを正直に話し、紹介するのだった。
第4話「プール」過去のエピソード
夏の暑い日、家のクーラーが壊れてしまい、ランダルがいきたいというプールに家族みんなで行くことに。
ケイトはお気に入りのくまのビキニで張り切っている。
レベッカは、体型のことでケイトが後ろ指さされるのを気にしてTシャツを着るように促すが、言うことをきかない。
ランダルは、レベッカがプールサイドで読書を楽しんでいると、いつのまにか行方不明。
黒人の子供たちの輪の中にいるのをやっと探しだしたレベッカは、連れ戻そうとするのだった。
ランダルがプールに行きたいといった理由は、そこに黒人も遊びに来るからだった。
黒人グループの子供の母親に、白人が黒人を育てていることを指摘され、最初は感情的になるレベッカだったが、気を取り直し、アドバイスを求めるようになっていた。
一方ケイトは、案の定、体型のことで「一緒にいると恥ずかしい」というメモを友達に渡され、傷ついていた。
ジャックとレベッカがケイトとランダルに手を焼いている間に、ケヴィンは溺れかけてしまう。
やっとの思いでプールサイドに辿りついたケヴィンは、
両親が二人に気を取られ、自分が気に掛けられていないことに不満をぶつける。
一見コンプレックスを感じる要素ことのないケヴィンはケヴィンで、傷ついていたのだった。
ケヴィンの気持ちを知ったジャックは、
「お前よりずっと大人だけど…でもパパも子育ては初めてだ」
と心から謝罪の気持ちを伝えるのだった。
『THIS IS US 36歳、これから』第5話「スーパーボウルの夜」
晴れて舞台のオーディションに合格したケヴィン。実力が伴わない合格だったため、演技に苦戦。ホテルでは集中できず、ランダルの家を突然訪ねる。予告もなく連泊するケヴィンに、いつまでいるのか?と問いただし、話の流れで、ランダルとベスがホテルに泊まり、子供たちの世話をケヴィンとウィリアムに任せることに…。
一方ケイトは、一人テレビでアメフトの観戦をするつもりが、トビーに誘われて、友人と3人で観ることに…。
テレビに食い入り、集中したいケイトに対して、友人を紹介したり、思い出話を語ろうとしたりするトビーに、どうしても一人で見たいと家に帰ってしまう。
過去の時代でも、ジャックとレベッカがアメフト観戦していた。
ミゲル夫妻と一緒にバーでアメフト観戦する二人。このころ、たびたびレベッカは”私たち夫婦に子供がいらない”とジャックに話しているが、ジャックは内心、レベッカとの子供が欲しいと感じていた。
※※ここからはネタばれを含みます。※※
第5話「スーパーボウルの夜」現在のエピソード
ケイトは一人で見ようと楽しみにしていたアメフトの試合をトビーに誘われるも、「アメフトは一人で観ると決めている」と断っていた。あまり誘われるので、トビーの家に遊びに行くと、トビーの友人がいて、観戦に集中したいケイトにお構いなしに、昔話を聞かされ、中断させられ、限界に。ケイトは、気分が悪いと帰ってしまう。後を追って家に訪ねてきたトビーに、アメフトは父親と観るって決めていると伝え、父を紹介する。紹介された父親は、骨壷。ケイトの父・ジャックはすでに亡くなっていたのだった。アメフトは、子供のころから家族で観戦いていて、ケイトの家族にとって、特別なイベントであることをトビーに話して聞かせるのだった。
一方ランダル宅では、予告なしに押しかけて、連泊するケヴィンに、ランダルの妻・ベスは、「いつまで居候するつもり?」と正直に聞く。ケヴィンはホテルを取っているが、ホテルだと舞台の練習に集中できないと明かす。
そんなケヴィンに、ランダルは、妻のベスと、彼のホテルに泊まることを提案する。ウィリアムとケヴィンに子供を預けることに不安は残るものの、ランダルは久々に子どもたちのいない時間を楽しもうとはしゃいでいた。一方ベスは、自分が妊娠しているのではないか?という不安を抱えていた。将来への不安で二人は口論に。そんな心配もつかの間、妊娠検査薬は陰性という結果になり、ほっと胸をなでおろすのだった。
ランダル夫婦がいない夜、家ではケヴィンが舞台の台詞を覚えようとするが、姪たちが遊んでほしいとお願いし、集中できない。ケヴィンは、ウィリアムも一緒に4人で芝居の練習をするという遊びを提案。
その流れで「死んだらどうなるの?」という話になり、ケヴィンはウィリアムが病気であることを言ってしまうのだった。突然の告白に黙りこんでしまった姪たちにケヴィンは謝り、今の舞台の役柄をもらったときに、自分がイメージして描いた絵と供に、「そこに死はない。“君”も“俺”も“彼ら”もいない。“みんな”がいるだけ」というメッセージをを真剣に伝えるのだった。
第5話「スーパーボウルの夜」過去のエピソード
子供が生まれる前のジャックとレベッカ。アメフトの観戦に夢中になるジャックを観て、レベッカは自分も同じ時間を分かち合いたいと、ジャックにアメフトについて教えてもらい、おおはまり。
揃ってアメフトの熱狂的なファンになった二人は、ジャックの職場の友人、ミゲル夫妻と一緒にバーで試合を観戦することに。約束に遅れてきたミゲル夫婦は、子供の世話が大変で…と理由を説明するのだった。
日頃から子供に自分の時間をとられるなんて考えられないと考えているレベッカ。事あるごとに、自分の思いをはっきりジャックに伝えるが、ジャックは内心、レベッカとの間に子供が欲しいと考えるようになっていった。
ジャックは、耐えられなくなり、アメフトの観戦中に思いをぶちまけてしまう。
険悪な雰囲気になり、レベッカはバーを出て行ってしまうが、バーの外で、今後について話し合う。
これまでの充実した時間が二人の時間を失うのが怖いというレベッカに、ジャックは「“子供を持つこと”か“君”かなら君が勝つ。何度考えても君の勝利だ」、彼女への愛を伝えるのだった。
『THIS IS US 36歳、これから』第6話「レッスン」
ランダルは娘の通う学校で、家族の仕事を発表することになっていた。
ランダルの仕事は気象トレーダー。子供に説明するにはわかりにくく、娘からも、ピアノの上手なウィリアムや、人気俳優のケヴィンに出演してほしいと言われてしまう。
ケヴィンは、オリビアと舞台の稽古に臨むが、悲しみを表現するシーンで感情が入らない。
そこでオリビアは、ケヴィンを見ず知らずの人の”故人を悼む会”に誘うのだった。
ケイトは新しい職場の面接に合格し、働き始めるも、肥満に悩み、母親にコンプレックスを抱く、自分にそっくりな娘の面倒もみるように命じられる。
一方、過去の時代では、ジャックが家計のために、大工の仕事から、デスクワークに転向し、苦戦していた。
さらにランダルの担任から保護者面談を要請され、面談に臨むと、ランダルの優秀な成績に合った学校に転校することを進められる。ランダルをケイト・ケヴィンがいない学校に通わせること、さらに子供に平等な子育てをしたレベッカ、ジャックは、ランダルの進路に悩んでいた。
※※ここからはネタばれを含みます。※※
第6話「レッスン」現在のエピソード
ランダルの家では、娘の通う学校で、父親のランダルが自分の仕事を発表するというイベントを控えていた。
張り切るランダルに対して、娘のテスは、ピアノが上手いウィリアムや、俳優をしているケヴィンに出て欲しいと訴える。自分の仕事を愛しているランダルはうろたえながらも”自分の仕事は他人には伝わりにくい”ことに気づかされ、できない歌やピアノで発表に臨むが、どちらも他人の前で発表するほどの完成度ではなく、娘たちに恥をかかせてしまう。
ケヴィンは、舞台の稽古に臨むが、悲しみを表現するシーンで、どうしても感情を押し殺してしまい、棒読みになってしまう。見かねた妻役のオリヴィアは、見ず知らずの故人を悼む会にケヴィンを誘うのだった。
招待されたのが故人を悼む会と知ったケヴィンは、不謹慎だと激怒。
ふとしたきっかけから故人の妻と話、自分の父ジャックが死んだ時のことを思い出し、自然と悲しみが込み上げてくる。その後、感情が高ぶり、オリヴィアと関係を持つも、翌日、稽古に臨むと、”そのときのこと”は忘れて欲しいと告げられ、戸惑う。オリビアは、その経験を”亡くなった妻への悲しみの表現”に活かしてほしいと伝えるのだった。
一方ケイトは、新しい仕事の面接を受けていた。芸能関連の仕事のアシスタントに見事合格するが、娘の送迎など、プライベートなことも仕事に含まれていた。紹介された娘はふてぶてしく、”太っている方を採用したのね”と初対面にも関わらず、悪態をつかれてしまう。その娘も肥満の問題を抱えていて、ケイトは自分の過去を重ねずにはいられなかった。
娘の送迎の際、あまりの態度の悪さに道端に置き去りにするケイト。首になるかと思いきや、そのまま雇われることに。反省することもなく、相変わらずふてぶてしい態度の娘に、美人な母親にコンプレックスを抱いて、疎遠になってほしくないと自分の想いを伝え、歩み寄るのだった。
第6話「レッスン」過去のエピソード
ジャックは家計をささえるため、大工の仕事から慣れないデスクワークに転職していた。そこで、後に親友となるミゲルに出会う。ある日、レベッカと通知表を眺めていると、レベッカからランダルの担任から保護者面談に来るよう言われていると告げられる。そこで、ランダルの成績は優秀なので、レベルに合っている学校への転校を進められるのだった。しかし、もらった通知表の成績は普通。ランダルは、ケイト、ケヴィンと同じでなければいけないという思いから、わざとテストの回答を間違えていたが、先生には見透かされているのだった。
黒人であることで、現在もからかわれているランダル。それでも今の学校にはケヴィンとケイトがいることが安心材料になっていたため、2人と引き離してもよいのか悩むジャック。
そこで、ランダルの黒人の友達の母親に相談し、背中を押してもらい、転校を決意するのだった。
ジャックは、自分の職場にランダルを連れていき、図面の計算をさせる。
そこでわざとわからない振りをするランダルに
「パパはお前のことをこれ以上ないくらい愛してる」と伝え、
人と違うことを怖がらなくてもいいと教え諭すのだった。
ジャックはジャックで、デスクワークの仕事が合わず、建築会社を起業することを考えていた。
レベッカが背中を押してくれたが、昇進したミゲルから、自分の部署を手伝ってほしいと言われ、安定した収入のために会社に残ることにしたのだった。