写実的な画風が特徴の平山和子さんのたべもの絵本。
『やさい』に続いて、『くだもの』を紹介します。
畑からポンっと引っこ抜くやさいに対して、
くだものは、皮をむいて、お皿に並べて、
「さあ、どうぞ」とやさしく差し出す、そんな作りになっています。
普段食べているくだものがどんな形をしているのかを教えてくれます。
うちの食いしんぼうは、
ページをめくって、いろんなくだものが出てくるたびに、
握りしめる素振りを見せては口に持って行き、
「あむっ」という仕草をします。
絵本を読んだ次の日、もも売りのトラックを見かけて、
一緒に味見をして買って、おうちであむっと食べたら、
とってもご満悦でした。
絵本も食べることも大好きな娘、”好きなこと”から派生して
いろんな体験をさせたいなと思う今日この頃です。