谷川俊太郎さんの摩訶不思議な絵本。
何が起こっているのか、何が面白いのか、
言葉では到底説明できないんだけど、子供にとってはかなりツボ。
とにかく読まないとわからないし、見せてみないとわからないので、
手にとって、見せて欲しい一冊です。
谷川俊太郎さんが、”へんなえをかく”と絶賛する元永定正さんと
一緒につくり、「そうしたら、えほんもすこしへんなえほんになりました」
と紹介する『もこもこもこ』
「何が描いてあるのか」→言葉では説明できません。
「何が起こっているのか」→具体的にはわかりません。
「どうして”もこ”なのか」→見当もつきません。
その一方で、
「子供の反応は?」→すこぶるあります。
なので、名作なのでしょう!
すこし大きくなって、言葉が話せるようになったら、
私は娘に、先にあげた3つの質問をぶつけてみようと思います。
案外答えてくれるのかもしれません。
摩訶不思議なことを。
感覚で楽しみ、感性が磨かれる一冊です。