1〜2歳は、自我が芽生える大切な時期。
大人の提案に「イヤッ」と意思表示することが増えてきます。
大切な成長過程のひとつなのですが、
良かれと思ってやったお世話に「イヤッ」とされると、
大人は困ってしまいますよね。
子供が良く嫌がるしつけのひとつが、『はみがき』
うちの娘は、はみがきが大嫌い。
一方で、絵本が大好き。
我が家の子育ては、好きなことの延長線上で、
いろんな経験をさせるようにしているので、
なんでもきっかけは絵本です。
はみがきの克服においては、とくに助けられました。
ある子育て指南書には、
「子供だって大人と一緒だから、
イヤなことを無理やりしたらもっとイヤになる」
と書いてあって、
このイヤイヤをどう克服させるか悩みました。
そこで、はみがき関連の絵本を検索したらたくさんでてきて、
これだ!と思ったのです。
きっと同じ悩みを持つ親がたくさんいるということなのでしょう。
いろんなはみがきの指南書がある中で、
わたしが特ににおすすめなのが、
『すきすきはみがき』
はみがきを嫌がるくまのくうぴいに、
ばいきんトリオがやってきて、
お口の中をガーリガリ、ゴーリゴリ
はみがきしないとどうなるか、
近い未来の姿を鏡のみらーちゃんが教えてくれます。
むしばで痛い思いをしたくないくうぴいは、
ばいきんトリオをやっつけるために自分ではみがきをはじめます。
最後はママの仕上げで完成!
というとってもわかりやすいストーリー。
はみがき絵本を選ぶときのポイントは、
①虫歯は痛くて怖いもの
②自分ではみがきをするように促す
③仕上げ磨きをして完成すること
この3点をいかにシンプルに表現しているか?
に尽きます。
ばいきんトリオが出てくるシーンは、
ぜひ、絵本を子供の顔に近づけながら、
低い声で読むと、効果絶大。
うちの娘は、最初、かなり怖がって、
わたしの背中に隠れてましたが、
おかげで、はみがきを積極的にするようになりました。
くうぴいがママのお膝の上で仕上げ磨きしてもらうページを見せると、
自分から、膝の上に頭を乗せて来るように!
正直ここまで効き目があるとは、と驚いたほどです。
はみがきに限らず、子供のイヤイヤに困ったら、
ぜひ絵本を探してみてください。
ママの悩みの数だけ、名作絵本があるはず。