彼女におすすめしたい漫画10作品。女性が読んでも男性が読んでももちろん面白い漫画を集めてみました。歴史物からギャグマンガまでさまざまあるので、休日にのんびり漫画を読んで過ごすきっかけになるとうれしいです。
スケットダンスは逆が好きな彼女におすすめの漫画
スケットダンスはジャンプコミックの漫画家の篠原健太さんが書いているのですが、何と言ってもギャグ要素が強い作品なのです!
主なキャラクターとしては「ボッスン」「ヒメコ」「スイッチ」といった愛称がある3人の登場人物がメインを担っています。
学校の困っている人を助けてあげようとして、作品名にもあるように、スケット団という部活動みたいなものを作ります。とくにボッスンの得意技がパチンコという、リーダーという存在にもかかわらず、面白い特技でみんなを助けて行くところにも注目して見てください!
ヒメコは鬼姫というあだ名を持つくらい強く、どっちが強いのかわからないくらいです!!スイッチは機械系に長けていて、パソコンから自分の声を出すという、少し気がかりな特徴を持っています!それぞれの個性が出てるところが魅力的です!毎回スケット団に起こる、事件やお助け、そこに焦点を当てながら見て欲しい作品です!そのため、彼女にもオススメしていいと思います!
ReLIFE(リライフ)は社会人の彼女に呼んで欲しい漫画
夜宵草(やよいそう)さんが作家の漫画「ReLIFE(リライフ)は、もともとコミックアプリから漫画本になった作品で、今ではアニメ化、舞台化、映画化と超大人気作品です。
主人公は海崎新太(かいざきあらた)という27歳の男性。
あることがきっかけで会社を辞め、フリーターになってしまった海崎。新しい仕事を探すも、なかなか見つけることができず、それを両親や友人にゆうこともできず人生に挫折していた。そんなあるとき出会った謎の男、夜明了(よあけりょう)。この男の出会いにより、海崎の日常が一変する。といったお話になります。
高校を舞台にしているお話なので、学生の方でもキュンキュンできますし、社会人の方でも、大人の闇深い部分も表現されているので、いろいろ考えさせられる漫画になります。
これからのことを改めて考えたり、学生時代に戻ってキュンキュンできたり、どちらの要素も楽しめる漫画です。
この漫画はなんとフルカラーなので、漫画が苦手だなという方でも読みやすいですし、読んでいて飽きません。男女問わず楽しめる漫画なので、ぜひカップルで読んでみてください!
寄宿学校のジュリエットは学園ラブコメ漫画
寄宿学校のジュリエットは、メインとなるロミオ的ポジション、犬塚露壬雄(いぬづかろみお)とジュリエット的ポジションのジュリエット・ペルシアの物語。
対立する国同士の学生が、島の上の寄宿学校で共存し、且つ敵対しあう国の縮図のようにお互いの国の寮を忌み嫌い、どちらもお互いを認めようとせずにいたところまでは、シリアス系の作品なのかと思っていました。
しかし、リーダー犬塚は敵国のリーダージュリエットに恋をしており、勢いで告白までしてお付き合いをすることに。もうそこに至るまでの犬塚の不器用さ、純粋さ、ジュリエットのかわいさに一巻から惹かれること間違いなしです。
敵対するリーダー同士のカップルなんて認められるわけがない、けれどジュリエットが好きで好きで仕方のない犬塚のやらかす行動が面白く、裏目に出たり、同じ寮の人たちにバカにされたりもするけれど、さいごはきちんとジュリエットが笑ってくれたり、励ましてくれたりと、読者である私もときめかずにはいられません。
登場するキャラの魅力が各々全てに於いて笑みを絶やさずいられません。刃向っても勝てない相手にだって、ジュリエットへの想いで恐怖を克服し頑張る犬塚や、そんな危なっかしい犬塚を陰ながらサポートするジュリエットの健気さ。少年漫画のカテゴリではありますが、女性におすすめの漫画です。ぜひ中高生から大人まで一読してみてほしいおすすめの作品です。
七つ屋志のぶの宝石匣は宝石やブランドが好きな彼女におすすめの漫画
「のだめカンタービレ」でおなじみ、二ノ宮知子さんが書く七つ屋志のぶの宝石匣
主人公は、質屋の娘で女子高生の倉田志のぶ。彼女には、宝石の「気」を見る力があります。志のぶの家には、昔、名家のぼっちゃんが「質草」として預けられており、今は成人して彼女の婚約者となっています。その彼、北上顕定は有名宝石店の外商で、2人してさまざまな宝石と、それにまつわる事件に関わっていくのですが…。というお話です。
なにしろ舞台が質屋なので、表題の宝石はもちろん、女性が大好きなブランドバッグが山ほど登場します。宝石は正式名称で書かれていますが、ブランドは差し障りがあると見えて、微妙に違う名前になっているのが笑えます。ビットンとかシャナルとか。
主要人物たちの間には、恋愛模様がほとんどありません。作中に出てくる「お値段」は、あくまで質屋さんが預かるときの評価ですから、買うとなるとその10倍はすると思います。彼女に、「この本に出てくる、こんな宝石が欲しい!」とねだられたら、ちょっと困るかもしれませんね。
ヤコとポコはほのぼのとしたまったり日常漫画
時代設定は革命後と言われる、パソコンや携帯電話が廃れた時代に、若手漫画家のヤコとテキトウモードのアシスタントロボットのポコがおりなす、何でも無い日常の物語です。
まず、登場する動物型ロボットがとても愛くるしい見た目です。機能は「ダメモード」「テキトウモード」「カンペキモード」と設定でき、それぞれ、のメリットとデメリットがあるのですが、こんなロボットに側にいてもらいたいなーとしみじみ感じます。
世界観も携帯やパソコンなどなく、ロボット以外はほぼアナログな世界で、とても気持ちが安らぎます。デジタルな現代社会を皮肉っているメッセージ性をも感じます。
不器用ながら一途なポコと一見クールなヤコが徐々に絆を深めていく描写に胸がキュンとし、とてもいじらしい気持になります。絵も丸味があって、とにかく可愛らしく、女性ならきっと、心癒される作品に間違いありません。
夏目友人帳は妖怪が出てくるけど心が優しくなる漫画
緑川ゆきさんの夏目友人帳はアニメ化もシリーズ化され大人気です
主人公の「夏目」は、幼い頃から妖怪がみえる体質。そのため、周りから奇妙な目で見られ、中学生になるまで、親戚のところをたらい回しにされてきました。そんな夏目が、ある日、祖母の「レイコ」さんが生前持っていた「友人帳」を見つけて、妖怪である(見た目はぽっちゃりした猫)にゃんこ先生と一緒に、妖怪達に名前を返していく。というストーリー。
妖怪モノってなると、絵が怖かったり、主要キャラクターがやたらと強かったり、なんか技名とかでてきたりで、バトルモノが多くて、飽きちゃうのですが「夏目友人帳」は、登場人物の心情がすごく丁寧に描かれています。
また、主人公が「妖怪と戦うのではなく、妖怪と寄り添って生きよう。名前を返して、彼等を解放してやろう。」と成長していく姿。
妖怪がみえる体質により、振り回され、誰からも理解されなかった過去から「妖怪とは、無関係で生きていたい。」と、初めは、妖怪との交流を、自分の心を、閉ざしていましたが、にゃんこ先生と、そして他の妖怪がみえる体質の友達や、クラスメイト達と触れていくうちに、彼自身も「妖怪の気持ち」に気づいて、彼等をただ単に自由にさせるのではなく「心のわだかまり」を解いてあげることに、焦点をあてて、描かれている作品です。
この漫画を閉じた後に、周りの大切な誰かに、会いたくなる。そんな漫画です。
オデットODETTEは猫好きの彼女におすすめの漫画
数ある猫の漫画の中でもちょっと変わった漫画です。彼女(多恵)の彼氏は何と猫。2人のゆるい日常が描かれているほのぼの漫画です。
おっちょこちょいな多恵と寡黙な猫の彼氏は凸凹コンビと言うべきでしょうか。行動も言動も正反対ですが、好きなものは似ているようです。現実のカップルと同じですね。
多恵と彼氏は、日常をとても楽しんでします。小さなことも大げさな幸せに感じているみたいです。そんな姿を見ていると、普段の日常もちょっと楽しくなりそうです。
日々の小さな幸せを感じる・・・の他にもこの漫画には大きな要素があります。それは、彼氏の顔が猫だということです!
猫の可愛らしさとふてぶてしさ、それと彼氏自信の性格が見事に混ざって面白い。道端の猫に喧嘩を売られたり、魚をまるごと食べたり、猫なのか人なのか、何なのか。
天真爛漫な彼女の日常と、猫彼氏のちょっとおかしな行動がストレスを和らげてくれそうです。仕事の後の時間、休みの朝、リラックスタイムにおすすめの漫画です。
文豪ストレイドッグスは実際の有名作家が出てくる漫画
文豪ストレイドッグスは太宰治や国木田独歩に与謝野晶子や宮沢賢治、谷崎潤一郎に福沢諭吉や泉鏡花や芥川龍之介など実在の文豪と同じ名前のキャラクターが代表作に因んだ名称の異能力を使う設定があります。
故に実在の文豪に抱くイメージとの違いに拒否反応を示す方もいるので「こういう設定の作品があるんだけどどう思う?」と聞いてみてからの方がいいかもしれません。平気そうだったら一緒に漫画も楽しめますし文豪について話も出来ますし、会話が弾むきっかけになるのではないでしょうか。映画化もされるのでぜひ。
アクション、頭脳戦、ギャグ、主人公達の悩みや葛藤など人間ドラマ、のバランスはがいいのでおすすめです。アニメ化もされているのでアニメを見てみるのもいいかもしれませんね。
ゴールデンカムイは一攫千金を夢見る漫画
ゴールデンカムイはヤングジャンプで連載中の漫画で、元陸軍兵・杉元佐一がアイヌの少女・アシㇼパさんと旅をして金塊を探す物語です。
ところどころにグロテスク(戦時中のお話なので)な表現があり、男性向けの漫画かなと思う女性もいると思います。しかし、杉本とアシㇼパのかけあいがとてもおもしろおかしく描かれていて、女性にもお勧めの漫画です。特にアシㇼパさんのなんともいえない表情が笑いのつぼを刺激してきます。
もうひとつの魅力として作中に出てくる料理がとても個性的でおもしろいです。アイヌの民族料理を題材に、普段はだべることのない料理が出てきます。
最初はこんな料理食べたくないと思って読んでいましたが、物語が進むにつれて感覚が麻痺してきたのか、出てくる料理がとても美味しそうに見えてきます。
歴史上の有名な人物(土方歳三など)も出てくるので、とても入りやすい漫画だと思います。一度読み出してしまうと次の巻が気になって止まらなくなります。
3月のライオンは将棋漫画だけど女性も読みやすい
3月のライオンはハチミツとクローバーの作者:羽海野チカさんの作品で、中学生でプロ棋士になった桐山零の物語。
幼くして両親を亡くした零、親族は引き取りたがらず施設に入れられそうになる。そんな中、父親の親友のプロ棋士が、零を養子にすることを決意する。
こうして将棋一家に入った零は、ひたすら将棋に没頭し、めきめき頭角を現す。一方、兄弟は零と比べて成果を残せず、荒んでいく。零は自分がこの家に居ると家族をダメにしてしまうと感じ、プロ棋士になって家を出ることを決意する。
プロ棋士になった零が将棋の先輩に連れられて行ったクラブで、川本あかりと出会う。
隣町の三月町に住んでいることが分かり、あかりの妹ひなた、モモと仲良くなる。
しかしこの3姉妹も母を亡くし、父親は家を出てしまい、祖父と叔母の援助で生活しており、傷を持つ者同士だった。独立という目標を達成し、次の目標を見いだせずにいた零は、川本家との出会いにより、再び将棋への意欲を取り戻す。懐かしい光景あり、苦しい状況の中で前向きに立ち向かう登場人物たちに、心打たれること必須です。
女性向の絵柄なので読んでいない男性や男性誌のヤングアニマルで連載しているのでなかなか女性が読むきっかけがつかめないかもしれないのでこれを機会にぜひ読んでくださいな。
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