彼氏におすすめしたい少女漫画をまとめてみました。漫画好きな彼女がいる男性は読んでみるといいかも!同棲する前や子育てや高校生活の女子の悩みなどさまざまな点を少女漫画でぜひ知る切っ掛けとして男性に読んでほしいですよね。
喰う寝るふたり住むふたりは同棲前に彼氏に読んで欲しい少女漫画
大好きな彼氏と同棲を始めたけど、小さな喧嘩が絶えない。一緒に住んでいていつでも会えることが当たり前になってしまい、なんとなくすれ違うことが多くなったふたりのためにお薦めの本。日暮キノコ先生の徳間書店の「喰う寝るふたり住むふたり」
町田りつ子(りっちゃん)と野々山修一(のんちゃん)は交際10年、同棲生活8年目。恋人以上、夫婦未満の三十路直前カップル。
りっちゃんの視点で描かれる日常から始まる本作品。帰ってきたと思ったら、何故か機嫌が悪い彼。何年一緒にいても、キレポイントが謎のまま。こんなんで結婚なんて出来るのかって不安になるりっちゃん。
よくある話だなーなんて思いながら読み進めていると、、、次話はのんちゃん(彼氏)視点で、同じ時系列の話が始まります。
りっちゃんが何気なく発した一言、その時のんちゃんはどう感じていたのか。男女の異なる考え方。勘違い。のんちゃん一体なに考えてるんだろう、、、と思っていると次話でのんちゃんの頭の中。
りっちゃん編を読んで、わかる~!と思ったあと、のんちゃん編を読んでなるほど男性はこんな風に感じるんだ!と納得したり。ふたりが絶妙に噛み合って一話読み終わるとなんだかスッキリした気持ちになります。きっと、どんなふたりにも共感できるポイントがあるのではないでしょうか。
私は同棲4ヶ月目、たまたま美容室で読んだこの漫画に感動して、彼にも読んでもらいたいとその足で本屋に寄り全5巻を買って帰りました。読んでもらったあと感想を聞きながら私たちもこういうところあるよね、って話したり。
小さな喧嘩が起こりそうになったとき、なんかあの漫画みたいだねって笑い合うようになりました。男女それぞれの考えを一方的に押し付けるのではなく、どちらも平等に理解し合おうとする。漫画を通じてふたりの関係が一歩前進すること間違いなしです。是非、大切な彼と一緒に読んでみてくださいね。
深夜のダメ恋図鑑で女子のことを知って欲しい
男性諸君に物申す、こんな事言ったり考えたりしていませんか?「俺は可愛くも無いババアのATMになるのはゴメンだね」、「浮気は男の本能なんだよ!」、「君の中に駆け込み乗車だ…発射オーライ☆」
正直に言います…ただの恐怖でしかないわ!…でも普通、こんな正直には言えないんですよね(優しいから)。女性のみなさんも、こんなセリフを言われたことがあるのではないでしょうか。
この漫画では、こんな寒くて死にそうなセリフを言ってしまう男性ーダメンズに悩まされる、主人公の3人の乙女達によって繰り広げられる、世にも恐ろしい体験談…それが「深夜のダメ恋図鑑」。
漫画の中では、そんなダメンズ達をバッサバッサと痛快に切りまくっていて、読んでいるとスッキリします。一部が表紙になっているので、このシーンはどこのなんのセリフか、答え合わせも楽しいです。
世の中にダメンズ話はたくさんあれども、その恐ろしいまでのダメ度とリアルさはもう、読めばアナタも絶対「居る居る~~~!!!こういうヤツ!!」と叫びたくなること必至!尾崎衣良さんがおくる、痛快爽快・爆笑エッセイコミックです。
突然ですが、明日結婚します
内容的には絶対に結婚したい女、あすかと絶対に結婚したくない男、名波竜の不思議な恋愛ラブストーリーです。名波竜は結婚に全く興味がなく現役有名なアナウンサーです!そんな彼が絶対に結婚したいあすかのことがすこしづつ気になり、恋愛感情へ変わり、追いかける立場へと変わっていく!また絶対に結婚したいあすかは結婚してくれる男性とはお付き合いもしない!婚活パーティーにもバリバリ参加していました。
そんな彼女も結婚したくない名波竜とは関係を持ちたくないと良いながらも徐々に引かれあっていきます。現実ではありえないようなストーリーですがでも普通にありそうな内容ですよね。
運命を感じると結婚願望がない人でも変わることがあります。あった瞬間にこの人と結婚すると思った!と言う話がまさに人の考えは変わることがあります!と教えてくれる内容になっているなっているようにおもいます。
電撃デイジーは少年漫画のような力強さで彼氏におすすめ
最富キョウスケさんの電撃デイジーは、絵は少年マンガのような力強さがありますが、内容は恋愛もあり笑いありもあります。テーマが深いです。
主人公の紅林照を影でずっと見守っていた黒崎祐の熱い想いも女性なら羨ましくなるくらいキュンとします。また主人公達を取り巻く人物達も一癖二癖ありどんどん話に引き込まれます。
照の兄は天才プログラマーで暗号化された国の重要機密を解読した事により、照を取り巻く環境が一変します。兄は解読したデータを隠し、亡くなります。そのデータは唯一の家族である妹・照に託されたと様々な人物がデータを手に入れようと照に近づき騙そうとします。
そこをデイジーなる天才ハッカーが何度も照を助けてくれます。専門用語なども出てきますが、知識が無くても分かりやすく書いてくれているので読みやすいです。
割と早めに天才ハッカー・デイジーの正体はバレますが、その後に起こる事件やすれ違いなど、人の心の脆さ、脆さゆえの疑心暗鬼、真っ直ぐな想いなど心理描写も丁寧に描かれていて単なる恋愛少女漫画とは違います。最後までテンポ良く物語が進みますし、飽きる事なく全巻読み返したくなる作品です。
ひるなかの流星は友達の大切さを改めて知ることが出来る
主人公のスズメは高校生で、北陸の街に生まれ、自由な性格でした。ある日、父が海外に転勤することになり、東京の叔父の家に預けられ、東京の高校に転校し、通うことになります。
今までは小中高とほぼ同じメンバーで、友達もいて、自分のことを知ってくれている仲間がいて、自由だったすずめ、東京の学校に来て友達を作ることや、声をかけることにちゅうちょしていました。そんな時、最初に味方になってくれたのは、つばめの学校の担任の先生でした。
あまり、先生っぽくはない性格なのですが、つばめのことをあだ名でチュンチュンと呼び可愛がってくれます。それが、キーパーソンにもなる、獅子尾先生です。獅子尾先生はつばめが東京に来て初めて会って話した人でもあります。
獅子尾先生と、つばめがお世話になっている叔父さんが友達だったということもあり、成績の良くなかったつばめに勉強を教えてくれたり、学校でも、気づかってくれたりしていた先生をつばめは好きになります。そして、次第に先生も?!
すずめも、自分の力や、心を強く持ち、勇気を持って、次第に友達の輪を広げていきます。まず、すずめは、友達が欲しかったたため、たまたま自分の隣の席にいた、馬村に、たぶん嫌われているのではと思っていたのですが、友達になってください。と、思い切って言ってみました。
そうすると、馬村は、嫌いなのではなく女子が苦手なのだということに気がついていきます。そこから、女子が苦手なはずの馬村としゃべっている、すずめを見て馬村を好きなゆゆかちゃんとなぜが友達?になっていき、馬村と、ゆゆかちゃんの仲を取り持つことに!けれど実は馬村はすずめに好意を持っている…というところが、二転三転し…果たしてだれが、どっちと結ばれるのかというのが最後まで読めない物語です。
なぜか、失恋した辛さや、日ごろ強気な女の子でも、恋愛のことになるとこんなに、悩んだり、くよくよ考えたりしてしまうものなのかなと思うと切なくなりました。
ラストのシーンは私の想像とは違っていましたが、これでよかったのかなと思っています。人の気持ちや恋模様が変わっていく様子に目が離せません。また、作者様の描く心理描写がとても上手だなと感じています。大好きな作品の一つなので是非読んでほしいです!是非読んでみてください!
学園ベビーシッターズは子育ての大変さを知る切っ掛けに
白泉社発行、LaLaで連載中の『学園ベビーシッターズ』は、作者が時計野はりさんといいまして、ユーモラスなネーミングから窺えるように作中もドタバタとしてユーモア溢れるキャラクターたちの掛け合いが続きます。
最初だけシリアスなストーリーから始まります。主人公は高校生の鹿島竜一(かしまりゅういち)と、幼児の虎太郎(こたろう)の兄弟です。
二人の両親は旅行に出た先で旅客機の事故に巻き込まれ急逝してしまうのですが、両親と同じ飛行機事故で息子夫婦を亡くした、森ノ宮学園理事長・森ノ宮羊子(もりのみやようこ)が後見人となり、竜一が成人するまでの間、面倒を見ると名乗りをあげるのですが、タダで、とならない所が彼女らしいところで、授業以外の時間はベビーシッター部で働いてもらう事が条件になります。
ベビーシッター部で出会う子供たちのコロコロとした体形や、感情表現豊かな一挙一動がとても愛らしく、小さい子が好き、癒しが欲しい、キュンキュンしたいと考えている人にはマッチする作品かと思います。
高校生らしい青春恋物語あり、少しセンチメンタルなストーリーが入ったり、そんな気分を払拭してくれる小さな子供たちのドタバタに笑って、少し泣ける、また癒される作品です。
隣のあたし
上村仁菜という主人公が、橘京介というマンションのお隣に住む幼馴染に片思いしているというところから始まる漫画です。
仁菜は中学生3年生で、京介は仁菜のひとつ上の高校1年生です。普段、兄弟のように仲良くしていることもあって、なかなか「すき」を伝えられない仁菜に、自分の青春時代の恋愛を重ねてしまう方も多いのではないでしょうか。
京介の部活のマネージャーという恋敵がでてきたり、仁菜に恋をしているという同級生が現れたり、ドキドキハラハラが止まらないのも隣のあたしの魅力です。仁菜の恋、そして京介の恋、マネージャーの想い、仁菜の同級生の想い、ひとつひとつの恋や想いに強く共感できる漫画です!
当時高校生だった私は、ある意味この隣のあたしを自身の恋愛のバイブルともしていました。学生の方も、社会人の方も、とても共感できると思います。絵もとても可愛らしいので読んでいて目も楽しめる作品です!
カードキャプターさくらは男女問わず人気の少女漫画
CLAMPさんの「カードキャプターさくら」です。
主人公の木之本さくらちゃんが、魔法の杖と持ち前の運動神経と魔法のカードを使って、新しいカードを捕まえるお話です。最初はライバルとして登場する、李小狼くんとの関係が回を重ねるごとに変化していくのが、この作品の見どころ。さくらちゃんを意識して赤面してしまう小狼くんが可愛らしくて、こっちまで赤面してしまいます。
なかよしの60周年記念に合わせて新装版が発売されており、昔全部読んだけれど全部揃えました。
さくらちゃんと同じくらいの年頃に読んだのとはまた違う、大人の目線で見るさくらちゃんは一段と可愛くて、癒される上にその成長には心温まりました。現在なかよしでクリアカード編が連載中なので、いま昔のクロウカード編、さくらカード編を読み返して、新たなクリアカード編を楽しんで欲しいと思います。
7SEEDSはSF好きな男性におすすめの少女漫画
田村由美さん作の「7SEEDS」という漫画がおすすめです。
現在もフラワーコミックで連載中(2016/10/22現在)で、だいたい半年~8か月に1回ペースで単行本が出版されます。10代の男女が、何も知らされず、勝手に大人たちに選ばれ全人類が滅んだ未来へ生き残された世界のお話です。
気弱な「ナツ」という少女が、「嵐」に惹かれていき、何もできない自分から抜け出そうともがきながら、「嵐」との距離を縮めていこうとするのですが、「嵐」の彼女「花」も未来に生き残されていることがわかってしまう・・・。といったような恋愛的な展開ももちろん楽しめるのですが、「ナツ」の人間的な成長が、私に勇気をくれます。
ほかにも「安吾」や「涼」のように、生まれた時から未来に送り込まれるために訓練されたグループとの出会いや、彼らのトラウマが共感しやすく描かれているので、いろいろ考えさせられながら、読むことが出来る作品です。7SEEDSを読んで、もし私が未来へ生き残ることになったら。など考えてしまうようになりました。
好きっていいなよ
掲載誌デザートの葉月かなえさんの作品で「好きっていいなよ」は、主人公橘めいが大和という男性に惹かれて2人は付き合ってそれから色々な出来事がありながらも成長するストーリーです。
主人公の橘めいは、16年間友達無し、彼氏無しの地味な少女でした。
小学生の頃、クラスメイトに裏切られた経験があるために、友達も作らづに高校でも平凡な生活を送っていましたが、女の子を大切にする大和がめいと付き合うことにより、徐々に人間関係が気付けるようになり、他にも及川 あさみ、武藤 愛子という友人もできるようになり段々めいは一人で過ごすことが当たり前だったのですが、徐々に人とふれあうことでみんなと一緒に居たいと思うようになりました。
しかし、北川めぐみという読者モデルが現れて大和のことを好きになり、めいを排除しようとします。一時期一人になりますが、そんな名は寂しい思いをします。しかし愛子あさみたちは、めいを見放さずに一緒にいてくれるのでめいは、安心します。これからも色々とありますが、続きが気になる人は、買ってみて下さい。
だぁ!だぁ!だぁ!はNHKでもアニメ化されたおすすめ少女漫画
こちらの作品は数年前にNHKでアニメ化された川村美香原作の作品です。
だぁ!だぁ!だぁ!は光月未夢という14歳の女の子が主人公で物語が始まります。未夢の両親はNASAの所属しており未夢だけが日本に残されとあるお寺に預けられます。お寺の息子に未夢と同い年の西遠寺彷徨(さいおんじかなた)という男の子がいるのですが未夢とはなかなか性格が合わず同居初日から喧嘩をしてしまいます。
そんな中、彷徨の父もインドへ修行に出ることになり2人きりになってしまったのです。どうしようかと困っているときにいきなりUFOに乗った赤ちゃんとベビーシッターの宇宙人がやってき、そこから内緒の共同生活が始まります。
この作品のおすすめはなかなか現実では起こりにくいことが多いのですが、物語が進むにつれて家族というものがどれだけ大切なものなのかを改めて感じさせてくれる作品です。もちろん恋愛面も楽しめるので少女漫画としてはおすすめです。また、なかなか宇宙人物の少女漫画が少ないので世界観も楽しめるのではないでしょうか。男女問わずにおすすめの作品です。